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かかわりかた -もうろうかかわるとき基本原則きほんげんそく


  1. できるかぎり、もうろうのどもと一緒いっしょあにいるようにしましょう。


  2.  重度じゅうど情報障害じょうほうしょうがいであるもうろうにとって「ひと」こそが最大さいだい最良さいりょう情報じょうほうであり、世界せかいへの窓口まどぐちです。

     もうろうが、自力じりきひとさがせる工夫くふうをしましょう。そうでないと、もうろうは、いつも他者たしゃ恣意しい孤独こどくのなかにじこめられたり、突然人とつぜんひとかこまれたりする存在そんざいになってしまいます。


  3. たがいの感情かんじょうかるよう、積極的せっきょくてきどもの感情かんじょうめ、あなたの感情かんじょうつたえましょう。


  4.  色々いろいろ感情かんじょうがわきこる体験たいけんを、どもとゆたかにもちましょう。

     もうろうのどもにもっともつたわりにくい感情かんじょうひとつが、周囲しゅういひと感情かんじょうです。また、自分じぶんあらわした感情かんじょうも、がいないとながっていってしまいます。

     自分じぶん気持きもちが表現ひょうげんでき、ほかひと気持きもちもわかるようにかかわりましょう。

     そのためには・・・

    1. どもの気持きもちや感情かんじょうめていることを、あなたのからだどもにつたえましょう。すこしずつ、わかりやすい身振みぶりで感情かんじょう名前なまえをつけていきましょう。


    2. あなたの気持きもちや感情かんじょうからだ全体ぜんたいで、どもにかるようにつたえましょう。


  5. もうろうとは重複ちょうふく情報障害じょうほうしょうがいです。


  6.  沢山たくさん情報じょうほうけおちたなかで、おおくのことが唐突とうとつきる不安ふあん世界せかいにいます。基本的きほんてき必要ひつよう情報じょうほうを、かりやすく、一貫いっかんしてつたえましょう。

    1. そばにきたことをきちんとつたえましょう(うでかるたたなど合図あいずめて)。

    2. ひとちかくにたかどうかもかりにくいのです。

    3. 全員ぜんいん自分じぶんだれなのか、名前なまえしるし合図あいずをきめて、毎回会まいかいあったときかならずそれを使つかって名乗なのりましょう。


    4.  ひと区別くべつむずかしい。いろえる場合ばあいは、おないろふくることも名前なまえになります。

      腕輪うでわははながかみちち、・・・とう

    5. つぎ活動かつどう場所ばしょかなら予告よこくしましょう。見通みとおしと安心あんしん必要ひつようです。


    6. ・プールにこう=水着みずぎ実物じつぶつおよぐまねの身振mみぶとう

    7. どもからはなれるときはかならずそれをつたえてからはなれましょう。


    8. ちかくにいるのに無視むしされているのか、本当ほんとうにいないのかなどかりません。

    9. どもになにかを指示しじするとき、はなれるとき、その「理由りゆう」もつたえましょう。
    10. これをすると、物事ものごと因果関係いんがかんけい理解りかいすすみ、行動のえを納得なっとくしておこないやすくなります。

      れい
       「上着うわぎて」とふくどもにらせるだけだけでなく、「さむいから(からだふるわす)」あるいは、「てるから(あなたのふくさわらせる)、この上着うわぎよう。」とつたえる。

      れい
       そばをはなれる合図あいずときに、あなたがかごをっているところをさわらせる。かえってきたら、ものかごがもの一杯いっぱいになっているところをさわらせる。

    11. 活動かつどうはじまりとわりは、情報じょうほうすくないもうろうにはかりにくいので、それが明確めいかくかるように、はっきりした合図あいずめてどもにつたえましょう。


  7. もうろうのどもの「ために」してしまうのではなく「いっしょに」なんでもしましょう。


  8.  情報障害じょうほうしょうがいのため、自分じぶん体験たいけんしてはじめて、まわりできていることが理解りかいできます。


文責:(独)国立特殊教育総合研究所 中澤恵江



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