毎年、全国盲ろう者協会が主催する全国盲ろう者大会が 夏休みにあります。全国から盲ろう者が集い交流を深めます。
その中に、盲ろうの子ども達の保育「ふうわ」もありました。
年に一度会えるのを楽しみに全国各地に散らばる盲ろうの 子どもや親、兄弟姉妹が参加して楽しい時間を過ごしていました。
盲ろうの子どもにとってはもちろん、親同士、普段相談できない子どもの 悩み等を直接相談できる貴重な場でもありました。
ところが、この全国大会(ぜんこくたいかい)が「地域体験交流会」と名称を変え、しかも開催日が8月の末で子ども達の参加が難しくなりました。
毎年会えるのを楽しみにしていた仲間が声を掛け合って、それでは 盲ろうの子ども達だけで集まろうという事になりました。
第一回目は横浜の「あゆみ荘」で開催しました。
これがきっかけとなり翌2003年、正式に「盲ろうの子とその家族の会 ふうわ」が 発足 しました。